名古屋市科学館

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展示ガイド

ニュートンのりんごの木

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展示作品の狙い

ニュートンの生家にあったリンゴの木は、接ぎ木されて日本にも来ました。歴史的発見に役立ったリンゴの木を名古屋市科学館に植樹しました。

知識プラスワン

物理学者ニュートン(Sir Isac Newton[1643-1727])がリンゴの実が木から落ちるのを見て「万有引力の法則」を発見したという逸話は有名です。
ニュートンの生家にあったその木は、接ぎ木によって各国の科学に関係ある施設に分譲され育てられています。日本では昭和39(1964)年に万有引力発見300年を記念して、英国物理学研究所長サザーランド卿から日本学士院長柴田雄次博士に枝が送られました。
東京大学大学院小石川植物園でウイルスを除く処置をして、昭56(1981)年に植え出されました。名古屋市科学館に植樹したこの木は、小石川植物園のニュートンのリンゴの木から平成19(2007)年に接ぎ木された木です。日本国内もニュートンのリンゴの木はたくさんありますが、現在では審査の上、教育や研究を目的とした施設(学校や他の植物園など)のみに分譲されています。名古屋市では東谷山フルーツパークなどにも植樹されています。

 


【 参考資料 】

協力 東京大学小石川植物園
参考資料 東京大学小石川植物園解説板
著者: 学芸員 鈴木雅夫

 

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