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下の図は
という2つの場合を想定して気温の変化ををコンピューターで計算し、その2つの結果を差し引きして比較した、日本の気温分布を示しています。
これから今まで通り、二酸化炭素の放出量が次第に増えることで、
左に表示されている色と数字が気温変化に対応しています。
例えば赤色なら気温変化が5~6度、という具合です。
31-40年後
51-60年後
71-80年後
91-100年後
このように日本全国で、「これから将来は二酸化炭素の放出が現在の量から変わらない場合」に比べ、
「これからも二酸化炭素の放出が年々増加する場合」の方が温暖化が進みます。
ですがここで述べた傾向を逆に考えれば、
現状のように毎年二酸化炭素の放出を増やしていくのを止め、いまの放出量を越えないように活動を行っていくだけでも、図に示されるくらいは気温の増加を遅らせることが出来るのです。