科学館を利用する > 展示ガイド > キーワード検索 > 「た」ではじまるキーワード > キーワード【タイムカプセル】 > デジタルタイムカプセル
この展示は、建て替えで姿を消した旧天文館、理工館の姿や内容をとどめるとともに、そこに見学者のみなさんの思い出をリンクさせていこうというプロジェクトの成果物です。通常のタイムカプセルは地中などに埋めて、一定期間見えなくなりますが、このデジタルタイムカプセルは、過去を保持しながら、ずっと中身は見え続けていて、更新、進化していくという、デジタル時代の新しいタイムカプセルです。
時間と空間をとどめておく展示物として、長い時間や広い空間を扱う天文展示室の一角に設置されています。
【タイムカプセルとは】
現在の物を箱などに入れて、未来に開くという一般的な考え方はメソポタミア文明までさかのぼります。現代のタイムカプセルの始まりは1939年、ニューヨーク万博で作られ、日用品や書物を収めて埋められました。開封は6939年の予定です。
名古屋市科学館西側には、地上に上げられたタイムカプセルがあります。これは名古屋青年会議所によるもので、1975年に埋められ、2000年に開かれました。
参考資料
アサラスコープNo.343「アサラの玉手箱 注目!科学館の北側」(1997)(名古屋市科学館)
デジタルタイムカプセルのサイト
https://zakkyo.com/project/project_1.html#pro1_3
旧名古屋市科学館の記録と記憶(以前この展示に入っていたコンテンツをweb版にして公開しました)
http://www.ncsm.city.nagoya.jp/astro/dtcvr/