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施設や設備について紹介します。
当館は昭和37年に「天文館」、昭和39年に「理工館」、平成元年に「生命館」を開館した。
天文館と理工館は平成22年8月をもって閉館し、改築整備を進めてきた新館を含めた新たな施設となった。
改築後の科学館も従来と同じ天文館、理工館、生命館という3館で構成している。
個々の概要は次のとおりである。
理工館 | エントランスがあり最初に入る施設。 2階から6階までが常設展示室、地下に特別展示等を開催するイベントホール、7階に天文台、3階と7階に休憩室がある。 常設展示室では、こどもたちの科学的な気づきを促す展示から、最先端科学を扱った展示があり、 分野も科学技術全般に幅広く取り扱っている。 通常の展示品の他、2階層の吹き抜けを用いた大型展示品も整備した。 |
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天文館 | 主に球体の施設部分であり、4階から6階までのフロアで構成されている。 4階は実演を行うステージ、5階は常設展示室、6階にプラネタリウムがある。 プラネタリウムでは、幼児を含む幅広い年齢層を対象に、単に憧れとしての星空を眺めるだけではなく、 天文知識や現象を正確に伝え、さらに、本当の星空にまで興味が広がるような、番組構成・解説を行っている。 |
生命館 | 2階から5階までが常設展示室、6階に講座を開催する実験室や学習室、1階に休憩室、地下2階に「あいち・なごやノーベル賞受賞者記念室」が設置されたサイエンスホールがある。常設展示室では、生命とは何かをあらゆる角度から総合的に解明しようとする生命科学をテーマに、「生命」「人体」「生活」及び「地球」のグループを設定し、この地球という惑星の上で、人類が豊かで健康な暮らしをするための問いかけをしている。 |
(単位「m²」は、平方メートル) | |||
区分 | 全館 | 理工館・天文館 | 生命館 |
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敷地面積 | 13,661.95m² | ||
建築面積 | 4,263.62m² | 3,063.80m² | 1,199.82m² |
延床面積 | 22,551.32m² | 15,735.19m² | 6,816.13m² |
構造 | - |
鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造 地上7階、地下2階 |
鉄骨鉄筋コンクリート造 地上9階、地下2階 |
常設展示室 | 11室 6,817m² | 6室 4,338m² | 5室 2.479m² |
生命館
理工館
天文館
無料エリア
地下2階から地上6階にエスカレーターを設置しているが、3階休憩室に面するエスカレーターに限っては、本体の側面にガラスパネルを採用することで、内部構造が見られるようにしている。
地震などによる建物の揺れを抑えるために、制振ダンパーを随所に採用している。
制振ダンパーの一部は室内からも見られるとともに、1階の北側外壁面にはショーウィンドウのように制振ダンパーだけを見せる場所を1箇所設けている。