TOP(科学館について) > ボランティア > 展示室ボランティアについて > 展示室ボランティア概要
展示室ボランティア研修を受講後、登録された方に活動していただいています。
名古屋市科学館(以下、当館)では、より多くの来館者に科学の楽しさを伝えるため、展示品の使い方を説明したり、安全快適な科学体験を支援する「展示室ボランティア」が活動しています。
展示品を通して、来館者に科学の楽しさを伝えていただきます。
来館者に展示品の基本的な使い方を教えたり、展示品から何がわかるか気付かせたりしていただきます。
来館者とコミュニケーションをとりつつ、安全指導・館内案内などをしていただきます。
展示品の簡単な保守や清掃のお手伝いをしていただきます。
「展示室ボランティア養成講座」を受講されたうえ、月2回程度の活動ができる方
なお、夏休み期間等、月4回程度の活動をお願いする場合があります。
1年とします。ただし、継続を希望する方は更新することができます(更新時は「展示室ボランティア養成講座」の受講は必要ありません)。
正式登録以降、展示室ボランティアとしての活動1回につき謝金をお渡しします。謝金の額は別途定めます。
活動中のけがに備えて、ボランティア保険に加入します。保険料は市が負担します。
ボランティアの資質向上のため、年6回程度当館学芸員等によるスキルアップ講座を開催します。
ボランティア証とユニフォームをお渡しします。活動の際には、ボランティア証を携帯し、ユニフォームを着用していただきます。
登録された方は、すべての展示室を分担して担当していただきます。
生涯学習施設である科学館では、理念の一つに「生涯学習の場の提供=市民の方が自らの意志で科学教育・普及の活動に参加する場の提供」を掲げています。
皆さんにはご自身の経験や知識を活かすだけでなく、科学的な知識を深め、また子どもたちを始めとする来館者の方々との接し方なども学んでいただき、その学びをさらに活動につなげていただきたいと考えています。
開館日であれば、いつでも活動の機会がありますので、あらかじめ決められた日時以外の自発的な活動も歓迎します。
展示に関する質問があった時には、もちろん答えていただいて結構ですが、「教え込む」ことのないように気をつけてください。展示品の使い方や、面白いところ、見方を変えるとよいところなどを伝えていただき、来館者の方々が展示に接して、いろいろなことに気づくことをサポートするのが、ボランティアのみなさんの役割です。
逆に、来館者の方々が気づいたことに、勉強させられることがあるかもしれません。「教える」のではなく、「来館者の方々と一緒に学ぶ」という姿勢を持ち続けてください。
科学館での活動を通して、いろいろな面(科学知識以外も)で新しい発見をしていただきたいというのが、科学館スタッフの思いです。
しばらくの間は、科学館が割り当てるフロアで活動していただきます。得意・不得意はあるかもしれませんが、各展示室をまんべんなく経験して慣れていただくとともに、たくさんの新しい発見をしてください。
また、徐々にみなさんと相談して、お持ちの知識や技術をより活かせる方法や、個性的な展示解説を取り入れています。